森伊蔵

会社の飲み会に参加する。

こじゃれた感じの綺麗な店である。

その店のメニューをみると、なんとあの幻の「森伊蔵」があるではないか。
値段はなんと1800円・・・
んー さすがに高い。
飲んでみたいが一人で注文したら顰蹙買いそうだな・・・と考える。

宴会も中盤に差し掛かったあたりで、話のネタに1杯頼んでみますか と持ちかける。
びんぼーリーマンの集まりなので、1杯をみんなで回し飲み。

感想は
私:「んー どこが美味いか 良く分からんなぁ・・・」
同僚:「てか 薄くね?」
同僚B:「これ 芋か? 米っぽくね?」
上司A:「まぁ 飲み易いから・・・」

さすがに高級酒とは縁がない貧乏集団。
誰も美味さが良く分からないという有様である。

タイミング良く稼ぎ頭の上司が遅れて到着したので、内緒で飲ませたところ

上司B「これ 酒か? 水じゃねーの?」

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上司がこれじゃ先は見えたな と感じた宴会である。