沖縄 2日目

朝、いつもよりも早めに起き、ホテルの食堂へ向かう。
食堂では沖縄の基本メニューらしくポークたまご などが並ぶ中、
朝食にも関わらず、揚げ物などの濃いものが多いことに気付く。
「これが沖縄の朝食なのかな」と思いながら朝食をとる。
このホテルではご飯はそれほどではないが、パンはしっとりとしていてとても美味い。


朝食を済ませると、サングラスをかけ、竹富島へ行く。
竹富島までは船で10分ほどである。


竹富島では水牛車(りゅうちゃん号)に乗り、竹富島の集落を一周する。
冗談交じえた水牛操者の軽快なトークを聞きながら、
キレイな白い道やハイビスカスの花、屋根にのっているシーサーなどを見て周る。
水牛車を乗り終えると、自転車を借り、海へ。


海がさほど遠くない場所で育った僕は、海自体は見慣れたものであったが、
ここでの海はまったく違った。
水はとても澄んでおり、遠くにはエメラルドグリーンの海が見える。
裸足になり、波打ち際を歩くと、砂質が違うのを感じた。
地元静岡の海や、湘南の海の砂はさらっとしたいかにも砂っぽい感じであるが、
石灰質のせいか沖縄の砂はヌメッとした感触である。
「これがこっちのほうの砂か」
などと考えていると何やら見慣れぬ黒い物体が・・・・
よく観察していると微妙に動いている。
かなりビビリながら「何かいる」と奥さんを呼ぶ。
協議の結果ナマコであることが判明する。
そして周囲を見回すと、すでに大量のナマコに囲まれていることに気付く。
さらに良く見ると、砂が盛り上がっている箇所が無数にあることにも気付く。
怖くなり、慌てて砂浜に上がる。
沖縄の海、恐るべし。
しかしながら、美しい海よりも、美しい女性に目を奪われるのは男の悲しい性であろうか。


腹が減ったので昼食をとる事にする。
僕はソーキそばを、奥さんは焼きそばを注文する。
ソーキそば はいかにも肉肉しい感じでとても美味い。
焼きそば は八重山そばを使っているらしく、通常のものよりも麺が太く、脂っこい。
あまりの脂っこさに奥さんは途中で断念。残りを食べる。


昼食を済ませ、先ほどとは別の海岸スポットに行き、竹富島唯一の郵便局へ行く。
遮蔽物があまりないので、腕や顔が焼けていく。
島の名所を一通り周り、再び石垣島へ戻る。


石垣島へ戻ると急激にトイレに行きたくなったので、慌てて喫茶店に入る。
先日のフットサルの大会で、某知人にツボを突かれたせいか、旅行中、いつも以上にトイレの回数が多い。(もっとも旅行中はどこへ行ってもこんな感じではある。)
茶店では僕は紅芋アイス黒糖掛け、奥さんはカキ氷を頼む。
紅芋アイスだけならさほど甘くはないが、掛かった黒糖がとても甘い。
でも美味い。


商店街で少し(明日以降本格的に買うつもりなので)お土産を買う。


ホテルに戻って荷物を置き、今日も居酒屋へ出掛ける。
予定していた店「南風(ぱいかじ)」はすでに満員でとても入れそうになかったので、
昼に見つけた店に入ることにする。
例によりオリオンビールさんぴん茶を注文し、
トウフヨウ、
ぐるくんから揚げ、
島らっきょう、
海ぶどう
ソーミンちゃんぷるー、
ひらやーちー、
スクガラス
などを頼む。
そして途中で飲み物を泡盛の古酒(くーすー)に替え、飲み食いする。
濃厚なトウフヨウ、プチねばの海ぶどうも美味かったが、今日のヒットはソーミンちゃんぷるー。
ツナ、ポーク、にらとの絶妙なバランスがなんともいえない。


そんなこんなで二日目もほろ酔い気分でホテルに戻る。