大学サークル同窓会

本日は大学のサークルの集まりがある。
実に5年ぶりである。
昼過ぎに車に乗り込み、茨城に向かう。
電車で行こうか車で行こうか迷ったが結局車にした。
運転は疲れるが、思い出に浸るには昔の通りに車が良いと思ったのだ。
平和島競艇場大井競馬場などを横目に好きな曲を流しながら走る。


一緒に行く予定だった先輩から電話があり、秋にMSG(マイケル・シェンカー・グループ)のライブに誘われた。
マイケル・シェンカーは名前こそ知っていたが、実際に聞いたことはなかったが二つ返事でOKした。
最近はまったくロックを聴かないし(最後に聞いたのは何だったろうか プリースト?ロイヤルハント?ガンズはたまに聴くことがあるが・・)、まぁいずれにせよ他の音楽同様熱心に聴くことは少ない。
そんなわけで今の自分とは全く縁遠いロックのライブに行ってみるのも良いかと思ったのだ。


刺激は常に外から受けるものである。


予定より早く大学に着いたので、休日の大学を探索することにする。
周りは18〜22位の大学生で構成されているわけで、当然27(加えてややオッサン風)の僕は当然浮いている。
おまけに懐かしさにキョロキョロして動いているわけで、どう贔屓目に見たってただの不審者だ。
サークル棟にもズカズカと入り込んで、自分の所属していたサークルのあった場所をのぞこうとしたが、若者が一杯いてそこまでは行けなかった。


予定した時刻になり、大学近くの飲み屋にじょじょにサークルの面々が見え出した。
皆懐かしい顔である。中には思い出せない人もいた。
しかし皆久しぶりである。元気そうで何より。
結婚して離婚した人がおり、結婚する人が3人おり、仕事を辞めた人、仕事を興した人みな一様に大人になっていた。
僕も結婚して子供が生まれた。
5年という月日はけして短くはない。
あまりの楽しさに久しぶりに酔いつぶれる。
先輩方にとってはいつまで経っても手がかかる駄目後輩のままである。


変わるものもあれば変わらないものもある。


そういったところかと。