懇親会

僕の職場にも新しい仲間が増えた。
新人などではなく、僕よりも今のプロジェクトに携わって長い方々である。
というわけで、懇親会が行われる。
職場となっている実験室では一番在籍の長い僕が幹事を命じられたので、色々とセッティング等を行う。


10余人で行われた懇親会は会社内ではビックネームな方も二人ほど参加していることもあり、最初は緊張していたのだが、酒も入り、小ネタを披露したりしているうちに少しずつ緊張もほぐれてきた。
ビッグネームを差し置いて乾杯の音頭も4度ほど取った。
最後の締めは当然ビッグネームにお願いしたのだが、やはり音頭取りのレベルが異なる。
会社内でそれなりの地位にいる人というのは、あらゆる場での経験値が高いなぁと感じる。


2次会はパスしていそいそと帰ろうとすると・・・
「幹事! 何やっとんじゃい!」
と当然のように捕まる。


2次会となるカラオケに参加し、少し古めの曲を歌いまくる。
年代的に10歳くらい上の肩が多いので80年代の歌などはウケが非常に良い。
100%片思い〜♪
いつも傷だらけの〜ロックンローラー〜♪
などと、調子にのって偏った趣味を披露する。
締めに美空ひばりを大熱唱して帰る。
川の流れのように」は心に沁みる。


帰ると言っても終電はとっくの昔に終わっているので、近所の漫画喫茶で寝る。
ビールの飲みすぎで喉が痛い。
虫歯らしく、左奥歯も痛い。