税務署、ディーラー

今年は奥さんの出産で医療費が大量に掛かったので有休を取って確定申告に向かう。
株は特定口座なので、初めての確定申告である。


横浜にも何ヵ所もあるし、始まって二日目だから大したことないだろうと出掛けると、税務署には特設のプレハブが立てられており、中にはじぃちゃん、ばぁちゃん、おばちゃん、おっさん、ヤンママまで大量に居た。
税務署の人間もてんやわんやといった様子で、なかなか理解をしてくれない年寄りに付きっ切りで、僕なんかの質問は後回しである。
十数人居る税務署の人間は大部屋を何ブロックかに分けて担当しているらしく、忙しそうな人も居れば、暇そうな人も居た。
僕のブロックの税務署員が忙しそうなので、隣のブロックの税務署員に質問したら、「そっちの人に訊け」と言われた。
「お前が暇そうにしてるから訊いたんだよ 効率考えろ どあほう!」
などと言えるはずもなく、しぶしぶ待つ。
今週一週間で税務署が心底嫌いになった。
一旦家に帰り、再び税務署に向かう。
午後は住宅関係の相談である。
先日電話で話しを聞いたのだが、今ひとつすっきりしないので、今度は直接聞こうと思ってやってきた。
その結果、電話で聞いた内容と直接聞いた内容が全く異なっていた。
電話の人、直接相談した人とは別の人に二人とも言っていることが違うのだが、どうしたことか?と訊くと、「人によって解釈が違うから、それが当たり前なんですよ」とのこと。
・・・・それでいいのか?
と思ったのだが、日本の格言に「吐いた唾は飲めない」というものがある。
2つの意見のうち、自分の都合の良い方の解釈に従うことにする。


近所のディーラーに向かう。
買う意思がないと思われたのか、担当の営業は最初やる気がなさそうであった。
しかしながら、こっちもアルバイトとは言え、車関係で二十歳の頃、歳を偽って営業をしてきた身である。「あなたのやり方次第では買うぞ」的オーラを出すと営業マンもやっと乗り気になってきた。
一通りホンダに関係するマニアックな話題をした後、ステップワゴン、オデッセイの順に試乗する。
試乗する前までは価格は高いが頑張ってオデッセイにするか・・・と思っていたのだが、乗ってみたらステップワゴン・・・広い、広い、広い。
両側スライドドア・・・わんだほー。
視線の高さに慣れていないので、乗り辛くはあったが、この広さ。キャビンに乗る人には嬉しいだろうな・・・と考えてしまった。
気になる点としては馬力、トルク感の弱さは否めない。
続いてオデッセイ。
インパネ周りがスポーティで良い。タコメータースピードメーターはやはりアナログが良い。ステップWには劣るが、やっぱり広い。
乗り心地が良い。トルク、馬力結構結構。
どちらも一長一短があるので何とも難しいところではあるが悩むところである。
一通り試乗が終わっていざ商談。
営業の提示した値段を見てしばし呆然。
これ無理でしょ?・・・中古車屋まわるかな・・・とか思ってしまった。
中古車屋まわり、新車・・・・金・・・・どうしたものか・・・