元旦

明けましておめでとうございます。
今年も宜しくお願い致します。


と、ここで書いてみる。


当然ながら奥さんの実家には義父、義母、奥さんへの年賀状が届く。
僕にはない。
もっとも年賀状を書く習慣が僕にはあまりない。
3人が知人の年賀状を見ながら、色々と話をしているのだが、僕には入り込めない。
まぁ仕方が無い。


午後、義父と近所の神社に行って初詣を済ます。
家を離れられない義母、奥さんの分も祈る。
神社へ行った後にホームセンターへ行き、買い物をする。
義父がレジ係の人に靴屋の場所を訊いているので、
”義父も靴が欲しかったんだなぁ この間僕のと一緒に買えば良かったのに僕の靴のことで頭がいっぱいだったんだなぁ ありがたいことだ”
と思っていると、
「靴ツルツルだから普段履きの新しい靴をプレゼントしますよ」
と義父。
「とんでもないです。雪用のだけでも申し訳ないと思ってるんで、これ以上は受け取れません!それにこれは気に入って履いているんです。履き心地がここまでいいのがないので・・」
と断っておいた。


ホームセンターをあとにすると、車中で突然義父が
「スパ(銭湯)行きますか!」
と言った。
出掛けに義母に初詣と買い物だけをちゃっちゃと済ませるよう言われていただけに僕はかなり驚き、
「でもお義母さんに怒られますよ?」
と言うと、
「ちゃんと言ってきたから」
シレッと義父。
「・・・そうですか・・ならいいんですけど・・・それならタオル持ってくれば良かったですね」(あっけにとられながら)
「ああ ちゃんと準備してあるから」


・・・・・・・・(言葉を失う)


そのようにして銭湯でサウナや風呂に浸かる。


奥さんの実家に戻り、夕食を済ませ、ノンアルコールビールで乾杯したりして過ごす。
義父のバイタリティの凄さに中ってしまった感じの一日である。